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マイクロ粒子化技術

マイクロ粒子製剤は(マイクロ粒子を形成するポリマーの生分解性により、マイクロ粒子内部に閉じ込めた薬剤が徐々に放出され、全身を巡る薬剤濃度を一定に保たれるため)、化合物の長期徐放化に適しています。医薬品として高いニーズがありますが、同時に製剤化技術の難易度も高いのが特徴です。
当社では、この長期徐放性製剤の開発を行っております。当社は岡田DDS研究所から長期徐放性注射剤の製剤設計に関する技術移管を受け、フィージビリティ試験から製剤設計、GMP製造までの一気通貫体制を構築しております。

長期徐放性注射剤の製剤化におけるフィージビリティ試験処方設計

 長期徐放性製剤は、投与回数の低減などで患者様の負担を軽くし、QOLを向上させるニーズの高い製剤です。
当社では、分子量が違う20種類以上のポリマーから薬剤と最も相性の良いポリマーを選択し、希望する徐放期間に応じた最終製剤設計を実現します。
 
 [検討候補ポリマー]
国内外のメーカーよりカルボン酸末端 、エステル末端の PLGA、PLAなどポリマーを常時 約20種類保有(GMP対応)
粒子径 20~50 μm の PLGA/PLA マイクロ粒子は、生体内で加水分解され、内包する薬剤を徐々に溶出

パーキンソン病治療薬(ロチゴチン)徐放性皮下注射剤の特徴


期待される効果

・徐放性注射剤にすることで既存の貼付剤に比べて投与頻度が減らせる
・薬剤の投与回数の低減による患者への負担の軽減
・長期除放による血中濃度の維持

 マイクロ粒子F/S基本セット 

1.ポリマー種の影響評価検討

2.薬剤仕込み率の影響評価検討

3.最終製剤検討

4.最終報告書の提出

F/Sオプション(基本セットに追加)
・血中濃度測定

  

SENTAN Pharma 独自処方で製剤調製 〜 in vivo放出性評価 〜 最終製剤設計

 スケールアップ・GMP製造は国内CMO企業と技術提携し研究からGMP製造までの一気通貫体制で実施


SENTAN Pharma の優位性